今回は、自転車の購入費用の会計処理方法について紹介します。

 

商売で使うのに自転車を導入したとしましょう。

 

自転車は、減価償却資産です。

自転車の耐用年数は、2年です。

自転車は、有形減価償却資産ですので、耐用年数2年という情報に基づき、定額法または定率法で減価償却費を計算します。

ただし、自転車の取得価額によっては、消耗品費として一括経費計上出来たり、一括償却資産として減価償却費を計算することも出来ます。

 

以下、自転車の減価償却費の計算方法を詳しくお伝えします。

 

自転車は減価償却資産

自転車は減価償却資産です。

 

減価償却資産とは、複数年に渡って使用するもので、時間の経過等によってその価値が減っていくものです。
自転車を購入したら、普通は何年間も使用しますよね。
そして、自転車は、使用していく内に、部品がヘタってきて、自転車本体の価値が目減りしていきます。
ですので、自転車は減価償却資産と言えます。

 

自転車は減価償却資産であると裏付ける証拠を、もう一つお見せします。

国税庁が公表している耐用年数表『耐用年数(車両・運搬具/工具)』を見てみましょう。

赤枠で囲った部分を御覧ください。
自転車は、構造・用途が「一般用のもの(特殊自動車・次の運送事業用等以外のもの)」で、細目が「自転車」に該当します。
自転車がこの耐用年数表に書かれているということは、自転車は減価償却資産であることを示しています。

 

よって、自転車は減価償却資産ですので、減価償却費として経費計上します。

自転車は有形減価償却資産

自転車が減価償却資産であることは、お分かり頂けましたでしょうか?

 

減価償却資産は、有形減価償却資産と無形減価償却資産に大別されます。

 

自転車は有形減価償却資産に該当します。
有形減価償却資産とは、「形があるもの、かつ、複数年に渡って使用するもの」です。
自転車は、実物を見たら自転車であると認識できますよね。
そして、先程も申し上げましたが、自転車を購入したら、普通は何年間も使用します。
ですので、自転車は有形減価償却資産です。

 

減価償却費の計算方法には、定額法と定率法の2つがあります。
有形減価償却の場合、この両方が使用できます。

 

それに対して、スマートフォンのような無形減価償却資産は、定額法のみ使用が認められています。
スマートフォンの減価償却費の計算方法につきましては、『スマートフォンは減価償却する必要があるが抜け道もあります!』を御覧ください。

自転車の法定耐用年数は2年

自転車の耐用年数は2年です。

 

もう一度、国税庁が公表している耐用年数表『耐用年数(車両・運搬具/工具)』を見てみましょう。

 

赤枠で囲った部分を御覧ください。
耐用年数が2年と記載されていますね。
なので、自転車の耐用年数は2年です。

自転車の取得価額とは

自転車の本体価格と、購入時にオプションで付けた装備品の価格を合わせた金額が、自転車の取得価額になります。
例えばロードバイクやクロスバイクを購入して、ホイールを高級なものに変えた場合、その高級ホイールは、自転車の取得価額に含まれます。

自転車の取得価額を税込みで見るか税抜きで見るか

自転車の購入価格に消費税を含めるかどうか、つまり、税込みとするのか、税抜きとするのかによって、取得価額が変わってきます。

 

例えば、サイクルベースあさひで自転車を購入して、レジで10万円支払ったとしましょう。

 

この場合、税込みで考えたら取得価額は10万円、税抜きで考えたら取得価額は92,592円となります。
税込みで考えた場合は、取得価額が10万円以上になりますので、減価償却費として経費計上しなくてはならず、今年度に自転車の取得価額を一括経費計上出来ません。

 

ですが税抜きで考えた場合は、取得価額が10万円未満になりますので、今年度に自転車の取得価額を一括経費計上出来ます。
今年度に、自転車の取得価額を一括経費計上したい方は、税抜きでやったほうが良いでしょう。

 

2年前に売上が1,000万円あり、今年度は消費税の課税事業者である場合は、取得価額を税込みで考えるのか、税抜きで考えるのかを選べます。
原則課税制度が適用されている方も、簡易課税制度が適用されている方も、取得価額を税込みで考えるのか、税抜きで考えるのかを選べます。

 

ただし、税込みとした場合、消費税の計算の際に、租税公課を経費として計上しないと損するので注意してください。
詳しくは、『消費税は税込方式で計算するとき租税公課を経費計上しないと損する!』を御覧ください。

 

これに対して、今年度免税事業者であった場合は、自転車の取得価額を強制的に税込みで見ることになります。
どんな方が消費税の課税事業者となるのか、免税事業者となるのかにつきましては『消費税の課税対象者となる人、原則課税と簡易課税のメリットを公開』を御覧ください。

自転車の減価償却費を計算

自転車は有形減価償却ですので、耐用年数2年の情報に基づき、定額法または定率法で減価償却費を計算するのが原則です。
ですが、自転車の取得価額によっては、消耗品費として一括経費計上出来たりなど、特例が用意されています。

自転車の取得価額が10万円未満⇒消耗品費に出来る

自転車の取得価額が10万円未満の場合、勘定科目を消耗品費または雑費と扱って、一括経費計上することも出来ます。

 

国税庁HP『No.2100 減価償却のあらまし』が根拠です。
このページには、以下のような文言が記載されています。

事業などの業務のために用いられる建物、建物附属設備、機械装置、器具備品、車両運搬具などの資産は、一般的には時の経過等によってその価値が減っていきます。このような資産を減価償却資産といいます。
・・・
使用可能期間が1年未満のもの又は取得価額が10万円未満のものは、その取得に要した金額の全額を業務の用に供した年分の必要経費とします。

経費の勘定科目が何かについて、上記の文言からは読み取れません。
しかし、消耗品費として一括経費計上して問題ないでしょう。
勘定科目を消耗品費ではなく、雑費として計上しても良いかと思います。

自転車の取得価額が10万円以上20万円未満⇒一括償却資産に出来る!

自転車の取得価額が10万円以上20万円未満の場合、一括償却資産とみなして、3年間で均等償却することも出来ます。

 

国税庁HP『No.2100 減価償却のあらまし』のページには、以下の文言が記載されています。

取得価額が10万円以上20万円未満の減価償却資産については、一定の要件の下でその減価償却資産の全部又は特定の一部を一括し、その一括した減価償却資産の取得価額の合計額の3分の1に相当する金額をその業務の用に供した年以後3年間の各年分において必要経費に算入することができます。

一括償却資産と扱って、3年間で均等償却する場合で、減価償却費を計算してみましょう。

 

ビアンキのINTREPIDA 105を、181,764円で購入したとします。

6月20日に購入したとします。

月の途中に取得したら、その月は1ヶ月使用したとみなされるので、今年度の使用月数は7ヶ月です。

私用で使用することもあるので、事業割合を80%とします。

一括償却資産として自転車の減価償却費を計算する場合、以下のように計算できます。

■減価償却費

自転車
取得価額 181,764円
6月20日に取得
事業割合 80%

取得価額10万円以上20万円未満なので、一括償却資産として、定額法で3年償却する方法を選択

減価償却費 = 取得価額 ÷ 3年 × 使用月数 ÷ 12ヶ月

事業専用分 = 減価償却費 × 事業割合
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 減価償却費 × (100% – 事業割合)

期末簿価 = 期首簿価 – 減価償却費
→期末簿価は、次期の期首簿価となる

(1年目)
期首簿価 = 181,764円
減価償却費 = 181,764円 ÷ 3年 × 7ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 35,343円

事業専用分 = 35,343円 × 80% = 28,274円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 35,343円 × 20% = 7,069円
償却累積額 = 35,343円
期末簿価 = 181,764円 – 35,343円 = 146,421円

(2年目)
期首簿価 = 146,421円
減価償却費 = 181,764円 ÷ 3年 × 12ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 60,588円

事業専用分 = 60,588円 × 80% = 48,470円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 60,588円 × 20% = 12,118円
償却累積額 = 35,343円 + 60,588円 = 95,931円
期末簿価 = 146,421円 – 60,588円 = 85,833円

(3年目)
期首簿価 = 85,833円
減価償却費 = 181,764円 ÷ 3年 × 12ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 60,588円

事業専用分 = 60,588円 × 80% = 48,470円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 60,588円 × 20% = 12,118円
償却累積額 = 95,931円 + 60,588円 = 156,519円
期末簿価 = 85,833円 – 60,588円 = 25,245円

自転車の取得価額が20万円以上⇒耐用年数に応じて計算

自転車の取得価額が20万円以上の場合、耐用年数2年の情報に基づき、定額法または定率法で減価償却費を計算します。

自転車の減価償却費を定額法で計算

定額法とは、取得価額を耐用年数で均等に分割して減価償却費を計算する計算方法です。

 

ですので、単純に「取得価額÷耐用年数」と考えれば良いのですが、正式には、「償却率」というものを使用して減価償却費を計算します。
「償却率」は、国税庁が公表している減価償却率表『減価償却資産の償却率表』に掲載されています。
自転車の耐用年数2年という情報を基に、償却率を調べましょう。

 

この表を見ますと、「定額法償却率」が0.500と分かります。
以上の情報を基に、自転車の減価償却費を定額法で計算してみましょう。

 

フジのTRANSONIC(トランソニック) ロードバイクを、270,216円で購入したとします。

6月20日に購入したとします。
月の途中に取得したら、その月は1ヶ月使用したとみなされるので、今年度の使用月数は7ヶ月です。
私用で使用することもあるので、事業割合を80%とします。

 

以上の情報を基に、自転車の減価償却費を定額法で計算してみましょう。

※計算方法は、国税庁HP『No.5410 減価償却資産の償却限度額の計算方法(平成19年4月1日以後取得分)』に掲載されている内容に習います。

※白色申告の収支内訳書の「○減価償却費の計算」欄や、青色申告の減価償却費の計算書に記入できるよう、計算方法を詳細に紹介します。

■減価償却費
自転車
取得価額 270,216円
6月20日に取得
事業割合 80%
耐用年数 2年

定額法

減価償却費 = 取得価額 × 定額法の償却率 × 使用月数 ÷ 12

事業専用分 = 減価償却費 × 事業割合
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 減価償却費 × (100% – 事業割合)

期末簿価 = 期首簿価 – 減価償却費
→期末簿価は、次期の期首簿価となる

定額法の償却率 = 0.500

(1年目)
期首簿価 = 270,216円
減価償却費 = 270,216円 × 0.500 × 7ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 78,813円

事業専用分 = 78,813円 × 80% = 63,050円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 78,813円 × 20% = 15,763円
償却累積額 = 78,813円
期末簿価 = 270,216円 – 78,813円 = 191,403円

(2年目)
期首簿価 = 191,403円
減価償却費 = 270,216円 × 0.500 × 12ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 135,108円

事業専用分 = 135,108円 × 80% = 108,086円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 135,108円 × 20% = 27,022円
償却累積額 = 78,813円 + 135,108円 = 213,921円
期末簿価 = 191,403円 – 135,108円 = 56,295円

自転車の減価償却費を定率法で計算

定率法とは、取得価額を償却率で乗じた値で、減価償却費を耐用年数分計上していく計算方法です。
ちょっと表現が分かりにくいですが、後で計算例をお見せしますので、そこで理解できるはずです。

 

定率法で計算する場合、償却率と改定償却率と保証率を調べます。
調べる先は、国税庁が公表している減価償却率表『減価償却資産の償却率表』です。
自転車の耐用年数2年という情報を基に、償却率と改定償却率と保証率を調べます。

 

この表を見ますと、定率法の償却率が1.000、改定償却率と保証率が設定されていない、と分かります。
何故改定償却率と保証率が設定されていないのかというと、定率法の償却率が1.000で、1年間で一括償却するからです。

 

以上の情報を基に、自転車の減価償却費を定額法で計算してみましょう。

フジのTRANSONIC(トランソニック) ロードバイクを、270,216円で購入したとします。

6月20日に購入したとします。
月の途中に取得したら、その月は1ヶ月使用したとみなされるので、今年度の使用月数は7ヶ月です。
私用で使用することもあるので、事業割合を80%とします。

 

以上の情報を基に、自転車の減価償却費を定率法で計算してみましょう。

※計算方法は、国税庁HP『No.5410 減価償却資産の償却限度額の計算方法(平成19年4月1日以後取得分)』に掲載されている内容に習います。

※白色申告の収支内訳書の「○減価償却費の計算」欄や、青色申告の減価償却費の計算書に記入できるよう、計算方法を詳細に紹介します。

■減価償却費
自転車
取得価額 270,216円
6月20日に取得
事業割合 80%
耐用年数 2年

定率法

減価償却費 = 期首簿価 × 償却率 × 使用月数 ÷ 12

事業専用分 = 減価償却費 × 事業割合
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 減価償却費 × (100% – 事業割合)

期末簿価 = 期首簿価 – 減価償却費
→期末簿価は、次期の期首簿価となる

償却率 = 1.000
改定償却率 : 設定なし
保証率 : 設定なし

償却保証額 = 取得価額 × 保証率
→保証率の設定がないので、償却保証額は計算する必要なし

(1年目)
期首簿価 = 270,216円
減価償却費 = 270,216円 × 1.000 × 7ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 157,626円

事業専用分 = 157,626円 × 80% = 126,101円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 157,626円 × 20% = 31,525円
償却累積額 = 157,626円
期末簿価 = 270,216円 – 157,626円 = 112,590円

(2年目)
期首簿価 = 112,590円
減価償却費 = 112,590円 × 1.000 × 12ヶ月 ÷ 12ヶ月 = 112,590円

事業専用分 = 112,590円 × 80% = 90,072円
→この金額を減価償却費として経費計上する

個人専用分 = 112,590円 × 20% = 22,518円
償却累積額 = 157,626円 + 112,590円 = 270,216円
期末簿価 = 112,590円 – 112,590円 = 0円

→定率法の償却率が1.000なので、本来なら1年目で全額償却するはず。
しかし、1年目の使用月数が7ヶ月と12ヶ月間使用しなかったため、2年に渡って償却することになった

自転車の減価償却費は定額法で計算するのが原則

個人事業主の場合、特別な手続きをしない限り、定額法で減価償却費を計算します。
もし、定率法で減価償却費を経費計上したい場合、『所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産の償却方法の届出書』を税務署に提出する必要があります。
ただし、この届出書は、事業を始めた年の確定申告で提出する書類になります。
提出期限は、今年度分の確定申告期限までです。
平成28年度の確定申告をするのでしたら、提出期限は平成29年3月15日までです。
詳しくは、国税庁HP『[手続名]所得税の棚卸資産の評価方法の届出手続』を御覧ください。

 

もし、既に確定申告を経験しており、その時に自転車を減価償却費として経費計上した、つまり一度でも定額法を採用していた場合に定率法を採用したい場合、『所得税の棚卸資産の評価方法・減価償却資産の償却方法の変更承認申請書』を税務署に提出する必要があります。
提出期限は、変更しようとする年の3月15日までです。
平成28年度の確定申告をするのでしたら、提出期限は平成29年3月15日までです。
例えば、本日(平成29年1月11日)に提出した場合は、平成28年度分の確定申告は定額法で、平成29年度から定率法になります。
詳しくは、『[手続名]所得税の減価償却資産の償却方法の変更承認申請手続』を御覧ください。

 

ただし、事業を始めてから3年間、確定申告を続け、定額法で減価償却費をしている場合のみ、定率法に変更可能であるという点に注意して下さい。

自転車の取得価額10万円以上30万円未満

青色申告で確定申告をされている方に関係する話です。

 

自転車の取得価額が10万円以上30万円未満の場合、「中小企業者の少額資産の特例」が適用される可能性があります。
この「中小企業者の少額資産の特例」が適用されると、自転車の取得価額を、消耗品費として一括経費計上出来ます。

少額減価償却資産制度の適用対象者

以下の条件を満たす方に、少額減価償却資産制度が適用されます。

■少額減価償却資産制度の利用基準
・自転車の取得価額が10万円以上30万円未満
・開業届を出して青色申告で確定申告していること
・その年度に購入した自動車などの減価償却資産の合計金額が300万円以下であること

国税庁HP『No.5408 中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例』より

中古自転車の耐用年数は?

中古の自転車の減価償却費を計算する場合も、耐用年数さえ分かってしまえば、後は先程お見せした、定額法・定率法の計算方法に則ってやればOKです。

 

耐用年数の計算方法は、法律で以下のように決められています。

■中古資産の耐用年数の計算方法
(1)法定耐用年数の全部を経過した資産
その法定耐用年数の20%に相当する年数
(2)法定耐用年数の一部を経過した資産
その法定耐用年数から経過した年数を差し引いた年数に経過年数の20%に相当する年数を加えた年数
なお、これらの計算により算出した年数に1年未満の端数があるときは、その端数を切り捨て、その年数が2年に満たない場合には2年とする。

参考)国税庁のHP『No.5404 中古資産の耐用年数

実際に、耐用年数を算出してみましょう。

1年落ちの中古自転車の耐用年数

新車の自転車の法定耐用年数は、2年です。
1年落ちの中古自転車なので、法定耐用年数の2年を経過していません。
よって、耐用年数は以下のように計算できます。

<1年落ちの中古自転車の耐用年数>
1年落ちの中古車の耐用年数 = 法定耐用年数(2年)- 経過年数 + 経過年数 × 0.2

1年落ちの中古車の耐用年数 = 2 – 1 + 1×0.2 = 1.2 → 2(耐用年数が2年に満たない場合には2年とする)

2年落ちの中古自転車の耐用年数

新車の自転車の法定耐用年数は、2年です。
2年落ちの中古自転車なので、法定耐用年数の全部を経過したとみなします。
よって、耐用年数は以下のように計算できます。

<2年落ちの中古バイクの耐用年数>
2年落ちの中古車の耐用年数 = 法定耐用年数(2年)× 0.2

2年落ちの中古車の耐用年数 = 2×0.2 = 0.4 → 2(耐用年数が2年に満たない場合には2年とする)

月割で耐用年数を減価償却する場合

例えば、購入した中古自転車が、車検証に記載されている新車登録時から5ヶ月経過していた場合を考えてみましょう。

この場合、一度月数で計算してから、年数を計算します。

■月割で耐用年数を計算
新車の自転車の法定耐用年数 = 2年 = 24ヶ月
5ヶ月経過した中古自転車の経過月数 = 5ヶ月

中古自転車の耐用年数 = 法定耐用月数(24ヶ月)- 経過月数 + 経過月数×0.2

耐用年数 = 24ヶ月 – 5ヶ月 + 5ヶ月×0.2 = 20ヶ月 = 1.67年 → 2(耐用年数が2年に満たない場合には2年とする)

上記の計算式を見れば明らかな通り、中古自転車の耐用年数は、全て2年です。

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