キャバクラ代は接待交際費として経費計上可能です。

 

キャバクラ店の名前は領収証には書かれておらず、「株式会社○○商事」など、パット見でまともな会社名が印字されているはずです。

 

ですので、キャバクラ店から発行された領収証であるとは、税務署職員には分からないことでしょう。
これを利用して、キャバクラ代を、経費として計上するのもありです。
私も、顧問税理士から、この部分の領収証について、突っ込まれることはありませんでした。

 

しかし、接待交際費は税務調査で突っ込まれやすい費用ですので、接待交際費の総額を控えめの金額になるよう、調整してください。

 

本記事では、キャバクラ代の帳簿(総勘定元帳)への記帳方法を紹介します。
その後、白色申告での書類記入方法と、青色申告での書類記入方法を、個別に紹介します。

 

やり方をここでざっくりと紹介します。

 

まず、今期発生したキャバクラ代の領収証を収集します。
そして、それらを帳簿である総勘定元帳の、勘定科目が接待交際費の欄に、1つ1つ丁寧に記帳します。

 

総勘定元帳への記帳が終わりましたら、後は、青色申告と白色申告それぞれの書類に記入して終わりです。

 

青色申告の場合は、青色申告の損益計算書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入します。

白色申告の場合は、白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入します。

 

以下、詳しいやり方を順を追って説明していきます。

目次

キャバクラ代を総勘定元帳の接待交際費欄に記帳する

今期事業で使用したキャバクラ店から発行された領収証を全て収集して、総勘定元帳に1つずつ丁寧に記帳していきます。

キャバクラ店の領収証の社名は堅い名前のことが多い

キャバクラ店に行き、女子大生からサービスを受けた後は、受付で領収証を受け取ってください。

 

先程も申し上げましたが、領収証にはキャバクラ店名は書かれていません。
代わりに、「○○商事」などと、いかにも硬そうな社名が書かれています。

 

但し書きには、「お食事代として」と書いてもらいましょう。

 

これで、キャバクラで使ったお金を、取引先との飲食代として使ったことに出来るはずです。

総勘定元帳へのキャバクラに使った経費の記入例

勘定科目「接待交際費」を用意して、そこにキャバクラ代を記入します。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、キャバクラ代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 接待交際費

1.19 (株)すすきの商事 7,000
1月計 7,000 残高 7,000

3.10 (株)白石商事 9,800
3.22 (株)厚別商事 15,000
3月計 24,800 残高 31,800

7.9 (株)手稲商事 8,500
7月計 8,500 残高 40,300

12.24 (株)清田商事 17,500
12月計 17,500 残高 57,800

⇒今期末の残高 57,800円

この今期末の残高を、青色申告の場合は青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に、白色申告の場合は白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に記入します。

消費税課税事業者の原則課税の方へ

消費税課税事業者かつ原則課税の方は、取引内容を帳簿に細かく書くことが義務付けられています。
詳しくは、『No.6497 仕入税額控除のために保存する帳簿の記載内容』を御覧ください。

 

よって、キャバクラ代の場合も、帳簿に、「いつ、どこで、何の用途で使用した」のかを、総勘定元帳の適用欄に詳細に記入する必要があります。

 

なお、先程申し上げましたが、キャバクラ店で領収証をもらう際に、但し書きに「お食事代として」と書いてもらってください。
ちなみに、領収証の発行元の会社名は「○○商事」などと書かれているので、キャバクラで遊んだことは、領収証を見ても分からないはずです。

 

以下、書き方の例を紹介します。

~原則課税の方~
★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費

1.19 (株)すすきの商事 札幌市すすきの 取引先との打ち合わせで使用 飲食代 7,000

※こちらは、あくまでも私の例です。もしみなさんが税理士を雇っているのでしたら、そちらの税理士の判断に従ってください。

個人事業主は接待交際費の限度額なし

個人事業主の場合は、接待交際費の限度額はありません。

 

「接待交際費の限度額」とは、総勘定元帳の場合ですと、今期末の残高の上限が無いという意味です。
先程紹介した総勘定元帳の記入例を、抜粋して紹介します。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 17,500 残高 57,800

⇒今期末の残高 57,800円

接待交際費の限度額とは、この記入例で言うところの「今期末の残高」に当たります。
個人事業主の場合は、接待交際費の限度額が無いので、例えば、売上100万円に対して、今期発生した接待交際費が1億円であっても、会計処理状は問題ありません。

 

しかし、これは目立ちますよね。
間違えなく税務調査が入る確率が上がることでしょう。

 

接待交際費は、税務調査の際に入念にチェックされるポイントだそうです。
ですから、接待交際費の金額は、なるべく控えめになるよう調整してください。

青色申告でキャバクラ代を経費計上する

青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の今期末の残高を記入します。

青色申告の損益計算書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、青色申告の損益計算書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 17,500 残高 57,800

⇒今期末の残高 57,800円

★青色申告の損益計算書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入

 

以上で、青色申告でのキャバクラ代の計上は終了です。

青色申告で必要な書類は?

以下の3つの書類への記入が必要です。

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

この書類のPDFファイルは、『国税庁が公表している確定申告書B』にあります。

 

青色申告で確定申告をされる方も、白色申告で確定申告をされる方も、どちらも「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

★所得税青色申告決算書(ここにキャバクラ代を記入!!)

所得税青色申告決算書は、以下の3つの書類から構成されています。

青色申告の損益計算書(ここにキャバクラ代を記入!!)

青色申告の減価償却費の計算書

青色申告の貸借対照表

 

この書類のPDFファイルは、『所得税青色申告決算書(一般用)【平成25年分以降用】』にあります。

 

キャバクラ代は、青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に記入します。

白色申告でキャバクラ代を経費計上する

白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の残額を記入します。

白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、白色申告の収支内訳書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 17,500 残高 57,800

⇒今期末の残高 57,800円

★白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄にキャバクラ代を記入

 

以上で、白色申告でのキャバクラ代の計上は終了です。

白色申告で必要な書類とは?

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

 

白色申告で確定申告をされる方も、青色申告で確定申告をされる方も、どちらの方も「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

「確定申告書B」に添付する各種控除関係の書類

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

★収支内訳書(ここにキャバクラ代を記入!!)

 

※国税庁が公表している『収支内訳書』から、PDFファイルが入手できます。

 

キャバクラ代は、収支内訳書の「接待交際費」の欄に記入します。

キャバクラ代の経費の計上方法のまとめ

キャバクラ代を経費計上する場合、以下のステップを踏みます。

・総勘定元帳の接待交際費欄にキャバクラ代を1つ1つ丁寧に記入する

・青色申告の場合:青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の今期末の残高を記入する

・白色申告の場合:白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の今期末の残高を記入する

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