白色申告で電話代を計上する場合、収支内訳書に記入して終わりです。

 

そのゴールにたどり着くためには、以下の2ステップを踏むだけで出来ます。

①総勘定元帳を作成

②収支内訳書の「通信費」の欄に今期発生した電話代を記入

以下、順を追って説明していきます。

 

白色申告で必要な書類とは?

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

詳しくは、『国税庁が公表している確定申告書B』を御覧ください
白色申告で確定申告をされる方も、白色申告で確定申告をされる方も、どちらの方も「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

「確定申告書B」に添付する各種控除関係の書類

詳しくは、国税庁が公表している『確定申告書B』を御覧ください

★収支内訳書(ここに電話代を記入!!)

詳しくは、国税庁が公表している『収支内訳書』を御覧ください

 

電話代は、収支内訳書の「通信費」の欄に金額を記入します。

収支内訳書の通信費の欄に今期発生した電話代を記入

以下の手順で、電話代を収支内訳書に記入します。

①総勘定元帳を作成

②収支内訳書の「通信費」の欄に今期発生した電話代を記入

①総勘定元帳を作成:通信費

電話代の経費は「携帯代」と「いえ電代」が該当

電話代の経費は、「携帯代」と「いえ電代」になります。
電話代ですので、電話機に関係するものがここに該当します。

 

なお、スマホ本体は、無形減価償却資産ですので、減価償却の対象となります。
詳しくは『スマートフォンは減価償却する必要があるが抜け道もあります!』を御覧ください。

電話代の按分割合は?

按分割合とは、事業に使用した割合のことです。
私の顧問税理士は、按分割合ではなく事業割合と呼んでいます。
どちらも、意味は同じです。

 

私の場合は、携帯代を90%、いえ電代を30%としています。

 

総勘定元帳への電話代の記入例

勘定科目「通信費」を用意して、そこに毎月かかった電話代を記入します。
最後に合計額を事業割合で按分して、今期発生した電話代を求めます。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、電話代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 通信費

1.31 通信費(ケータイ) 7,282
通信費(いえ電)  2,767
1月計 10,049 残高 10,049

2.28 通信費(ケータイ) 9,508
通信費(いえ電)  5,979
2月計 15,487 残高 25,536

3.31 通信費(ケータイ) 6,904
通信費(いえ電)  3,247
3月計 10,151 残高 35,687

4.30 通信費(ケータイ) 6,973
通信費(いえ電)  2,086
4月計 9,059 残高 44,746

5.31 通信費(ケータイ) 8,528
通信費(いえ電)  3,546
5月計 12,074 残高 56,820

6.30 通信費(ケータイ) 8,128
通信費(いえ電)  3,950
6月計 12,078 残高 68,898

7.31 通信費(ケータイ) 9,046
通信費(いえ電)  2,110
7月計 11,156 残高 80,054

8.31 通信費(ケータイ) 8,441
通信費(いえ電)  4,771
8月計 13,212 残高 93,266

9.30 通信費(ケータイ) 7,361
通信費(いえ電)  1,896
9月計 9,257 残高 102,523

10.31 通信費(ケータイ) 13,864
通信費(いえ電)  2,588
10月計 16,452 残高 118,975

11.30 通信費(ケータイ) 5,672
通信費(いえ電)  1,939
11月計 7,611 残高 126,586

12.31 通信費(ケータイ) 5,672
通信費(いえ電)  1,740
12月計 7,412 残高 133,998

12.31 通信費(ケータイ) 事業割合90% -9,738  残高 124,261
通信費(いえ電) 事業割合30% -25,633 残高 98,628

今期末の残高 98,628円

以上、簡単な例を示しました。

 

この後は、収支内訳書の「通信費」の欄に「今期末の残高」の金額を記入して終了です。

電話代の金額の調べ方

コンビニ払いで電話代を支払っている方は、払込書の控えに記されている金額を総勘定元帳に記入してください。
払込書の控えは領収証になりますので、無くさないように大切に保管しておいてください。

 

クレジットカード払いで電話代を支払っている方は、CSVファイルをパソコンにダウンロードして、CSVファイルに入力されている電話代の金額を総勘定元帳に記入してください。
CSVファイルは領収証ですので、データを削除せずに、フラッシュメモリなどに大切に保管しておいてください。

 

領収証の保管期間は、白色申告の場合、5年です。
詳しくは、国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』を御覧ください。

②収支内訳書の「通信費」の欄に今期発生した電話代を記入

総勘定元帳への記入が終われば、後は、通信費の今期末の残高を収支内訳書に記入して終わりです。

 

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、収支内訳書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 燃料費
12.31 通信費(ケータイ) 事業割合90% -9,738  残高 124,261
通信費(いえ電) 事業割合30% -25,633 残高 98,628

今期末の残高 98,628円

★収支内訳書の「通信費」の欄に「電話代」を記入

 

以上で、白色申告での電話代の計上は終了です。

白色申告の電話代の記入方法のまとめ

白色申告で電話代を経費計上する場合、以下の2つのステップを踏みます。

①総勘定元帳を作成

②収支内訳書の「通信費」の欄に今期発生した電話代を記入

たった2つだけですね。

 

後は、按分割合をお忘れなく!

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