飲食代とは、例えば、私の場合ですと、家族と回転寿司トリトンに行った場合に発生した費用のことです。
この他にも、友人とスープカレーを食べに行った時に発生した費用も、飲食代として経費計上しています。

 

飲食代は、領収証があれば、接待交際費として経費計上可能です。

 

しかし、接待交際費は税務調査で突っ込まれやすい費用ですので、接待交際費の総額を控えめの金額になるようにしてくださいね。

 

私が副業でやっている物販業の業界の方は、あぶく銭を稼いで勘違いして散財する人間が大勢います。

ホテルリッツカールトンで豪華なランチの画像をブログにアップして、「俺は人生の成功者」気取りをする人間が、かなりいます。

 

しかし、先程も申し上げましたが、接待交際費は、税務調査の際に最も突っ込まれやすい勘定科目になります。
ですので、接待交際費はなるべく抑えるよう、各自努力してくださいね。

 

本記事では、飲食代の帳簿への記帳方法と、確定申告のやり方を、白色申告と青色申告、両方に対応できるように紹介します。

 

帳簿は、総勘定元帳を使用します。

 

やり方を、ここでざっくりと紹介します。

 

まず、今期発生した飲食代の領収証を収集します。

そして、それらを総勘定元帳の、勘定科目が接待交際費の欄に、1つ1つ丁寧に記帳します。

 

総勘定元帳への記帳が終わりましたら、後は、青色申告と白色申告それぞれの書類に記入して終わりです。

 

青色申告の場合は、青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に飲食代を記入します。

白色申告の場合は、白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に飲食代を記入します。

 

以下、順を追って説明していきます。

飲食代を総勘定元帳の接待交際費欄に記帳する

今期事業で使用した飲食代の領収証を全て収集して、総勘定元帳に1つずつ丁寧に記帳していきます。

総勘定元帳への飲食代の経費の記入例

勘定科目「接待交際費」を用意して、そこに飲食代を記入します。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、飲食代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 接待交際費

1.13 北海しゃぶしゃぶ 5,400
1.26 回転寿司トリトン 8,484
1月計 13,884 残高 13,884

3.20 回転寿司トリトン 7,675
3月計 7,675 残高 21,559

4.5 くるるの杜 6,000
4月計 6,000 残高 27,559

6.28 くるるの杜 6,000
6月計 6,000 残高 33,559

12.13 スープカレー天馬 2,376
12.21 松尾ジンギスカン 12,000
12月計 14,376 残高 47,935

⇒今期末の残高 47,935円

この今期末の残高を、確定申告で使用する書類に記入していきます。

青色申告の場合は、青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に記入します。

白色申告の場合は、白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に記入します。

消費税課税事業者の原則課税の方へ

消費税課税事業者かつ原則課税の方は、取引内容を帳簿に細かく書くことが義務付けられています。
詳しくは、『No.6497 仕入税額控除のために保存する帳簿の記載内容』を御覧ください。

 

よって、飲食代の場合も、帳簿に、「いつ、どこで、何の用途で使用した」のかを、総勘定元帳の適用欄に詳細に記入する必要があります。

 

以下、総勘定元帳への記入例を紹介します。

~原則課税の方~
★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
1.13 北海しゃぶしゃぶ 札幌駅西口 取引先との打ち合わせのため 5,400

※こちらは、あくまでも私の例です。もしみなさんが税理士を雇っているのでしたら、そちらの税理士の判断に従ってください。

飲食店で手書きの領収証をもらい但し書きは「お食事代として」

家族や友人あるいは一人で飲食店に行き、飲み食いを済ませましたら、レジにて必ず領収証を受け取ってください。

 

レシートタイプの領収証ではなく、手書きの領収証が良いでしょう。
手書きの領収証なら、合計額と但し書きと店名しか記載されていないからです。

 

レシートタイプの領収証ですと、品名が書かれている可能性が高いです。
ですので、1品しか書かれていなかったら、接待交際費として経費計上出来なくなります。

 

領収証の但し書きですが、「お食事代として」と書いてもらってください。
これで、取引先との打ち合わせで、飲食店を使用したことにすることが出来ます。

 

宛名は、私は個人名の名字を書いてもらっています。
個人事業主の場合は、名字だけでOKかと思います。

個人事業主は接待交際費の限度額なし

個人事業主の場合は、接待交際費の限度額はありません。
「接待交際費の限度額」とは、総勘定元帳の場合ですと、今期末の残高の上限が無いという意味です。

 

先程紹介した総勘定元帳の記入例を、抜粋して紹介します。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 14,376 残高 47,935

⇒今期末の残高 47,935円

接待交際費の限度額とは、この記入例で言うところの「今期末の残高」に当たります。

 

個人事業主の場合は、接待交際費の限度額が無いので、例えば、売上100万円に対して、今期発生した接待交際費が1億円であっても、会計処理状は問題ありません。

 

しかし、これは目立ちますよね。
間違えなく税務調査が入る確率が上がることでしょう。

 

接待交際費は、税務調査の際に入念にチェックされるポイントだそうです。
ですから、接待交際費の金額は、なるべく控えめになるよう調整してください。

青色申告で飲食代を経費計上する

青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の勘定科目が接待交際費の今期末の残高を記入します。

青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に飲食代を記入

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、青色申告の損益計算書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 14,376 残高 47,935

⇒今期末の残高 47,935円

★青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に飲食代を記入

 

以上で、青色申告での飲食代の計上は終了です。

青色申告で必要な書類は?

以下の3つの書類への記入が必要です。

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

この書類のPDFファイルは、『国税庁が公表している確定申告書B』にあります。

 

青色申告で確定申告をされる方も、白色申告で確定申告をされる方も、どちらも「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

★所得税青色申告決算書(ここに飲食代を記入!!)

所得税青色申告決算書は、以下の3つの書類から構成されています。

青色申告の損益計算書(ここに飲食代を記入!!)

青色申告の減価償却費の計算書

青色申告の貸借対照表

 

この書類のPDFファイルは、『所得税青色申告決算書(一般用)【平成25年分以降用】』にあります。

 

飲食代は、青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に記入します。

白色申告で飲食代を経費計上する

白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の勘定科目が接待交際費の今期末の残高を記入します。

白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に飲食代を記入

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、白色申告の収支内訳書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 接待交際費
12月計 14,376 残高 47,935

⇒今期末の残高 47,935円

★白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に飲食代を記入

 

以上で、白色申告での飲食代の計上は終了です。

白色申告で必要な書類とは?

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

 

白色申告で確定申告をされる方も、青色申告で確定申告をされる方も、どちらの方も「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

「確定申告書B」に添付する各種控除関係の書類

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

★収支内訳書(ここに飲食代を記入!!)

 

※国税庁が公表している『収支内訳書』から、PDFファイルが入手できます。

 

飲食代は、収支内訳書の「接待交際費」の欄に記入します。

まとめ:飲食代の経費の計上のやりかた

飲食代を経費計上する場合、以下のステップを踏みます。

 

・総勘定元帳の接待交際費欄に飲食代を1つ1つ丁寧に記入する

・青色申告の場合:青色申告の損益計算書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の今期末の残高を記入する

・白色申告の場合:白色申告の収支内訳書の接待交際費の欄に、総勘定元帳の接待交際費の今期末の残高を記入する

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