青色申告でインターネット代を経費計上する場合、青色申告の損益計算書に、今期支払ったインターネット代を記入するだけです。

 

そのゴールに到達するためには、以下の2つの手順を踏むだけです。

①総勘定元帳を作成

②青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に今期発生したインターネット代を記入

 

以下、順を追って説明していきます。

 

青色申告で必要な書類は?

以下の3つの書類への記入が必要です。

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

詳しくは、『国税庁が公表している確定申告書B』を御覧ください
青色申告で確定申告をされる方も、白色申告で確定申告をされる方も、どちらも「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

「確定申告書B」に添付する各種控除関係の書類

 

詳しくは、『国税庁が公表している確定申告書B』を御覧ください

★所得税青色申告決算書(ここにインターネット代を記入!!)

青色申告でインターネット代を経費計上する場合は、この書類に記入することになります。
所得税青色申告決算書は、以下の3つの書類から構成されています。

青色申告の損益計算書(ここにインターネット代を記入!!)

青色申告の減価償却費の計算書

青色申告の貸借対照表

 

詳しくは、『所得税青色申告決算書(一般用)【平成25年分以降用】』を御覧ください。

 

インターネット代は、所得税青色申告決算書の青色申告の損益計算書の以下の欄に記入します。

青色申告の損益計算書にインターネット代を記入

以下の手順で、インターネット代を青色申告の損益計算書に記入します。

①総勘定元帳を作成

②青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に今期発生したインターネット代を記入

①総勘定元帳を作成:通信費

按分割合を決定した後、毎月のインターネット代を、1つずつ丁寧に総勘定元帳に記帳していきます。

 

そして、今期末に、今期発生したインターネット代を按分割合で按分します。

インターネット代の按分割合は?私は60%

按分割合とは、事業に使用した割合のことです。
私の顧問税理士は、按分割合ではなく事業割合と呼んでいます。
どちらも、意味は同じです。

 

私の場合は、インターネット代を60%としています。

 

総勘定元帳へのインターネット代の記入例

勘定科目「通信費」を用意して、そこに毎月かかったインターネット代(NTTコミュニケーションズなどのブロバイダーから請求されるもの)を記入します。
最後に合計額を事業割合で按分して、今期発生したインターネット代を求めます。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、インターネット代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 通信費

1.31 通信費(パソコン) 6,930
1月計 6,930 残高 6,930

2.28 通信費(パソコン) 6,930
2月計 6,930 残高 13,860

3.31 通信費(パソコン) 6,930
3月計 6,930 残高 20,790

4.30 通信費(パソコン) 6,930
4月計 6,930 残高 27,720

5.31 通信費(パソコン) 6,930
5月計 6,930 残高 34,650

6.30 通信費(パソコン) 6,930
6月計 6,930 残高 41,580

7.31 通信費(パソコン) 6,930
7月計 6,930 残高 48,510

8.31 通信費(パソコン) 6,930
8月計 6,930 残高 55,440

9.30 通信費(パソコン) 6,930
9月計 6,930 残高 62,370
10.31 通信費(パソコン) 6,930

10月計 6,930 残高 69,300
11.30 通信費(パソコン) 6,930
11月計 6,930 残高 76,230

12.31 通信費(パソコン) 6,930
12月計 6,930 残高 83,160

12.31 通信費(パソコン) 事業割合60% -33,264  残高 49,896

今期末の残高 49,896円

以上、簡単な例を示しました。

 

この後は、青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に「今期末の残高」の金額を記入して終了です。

インターネット代の金額の調べ方

銀行引き落としでインターネット代を支払っている方は、通帳に記されている金額を総勘定元帳に記入してください。

 

コンビニ払いでインターネット代を支払っている方は、払込書の控えに記されている金額を総勘定元帳に記入してください。
払込書の控えは領収証になりますので、無くさないように大切に保管しておいてください。
クレジットカード払いでインターネット代を支払っている方は、CSVファイルをパソコンにダウンロードして、

 

CSVファイルに入力されているインターネット代の金額を総勘定元帳に記入してください。
CSVファイルは領収証ですので、データを削除せずに、フラッシュメモリなどに大切に保管しておいてください。

 

領収証の保管期間は、青色申告の場合、7年です。
詳しくは、国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』を御覧ください。

②青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に今期発生したインターネット代を記入

総勘定元帳へのインターネット代の記入が終わりましたか?

 

終わりましたら、後は、総勘定元帳に記されている通信費の今期末の残高を、青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に記入して終わりです。

 

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、青色申告の損益計算書の通信費の欄に記入しましょう。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 燃料費

12.31 通信費(パソコン) 事業割合60% -33,264  残高 49,896

今期末の残高 49,896円

★青色申告の損益計算書の通信費の欄にインターネット代を記入

 

以上で、青色申告でのインターネット代の計上は終了です。

青色申告のインターネット代の記入方法のまとめ

青色申告でインターネット代を経費計上する場合、以下の2つのステップを踏みます。

①総勘定元帳を作成

②青色申告の損益計算書の「通信費」の欄に今期発生したインターネット代を記入

たった2つだけです。

 

事業割合で按分することを忘れないようにしてくださいね。

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