例えば、デパートの地下街で、3時のおやつとして、このようなお菓子を購入したとします。

 

このお菓子ですが、家族で食べるものとして購入していても、言い方次第で経費計上可能です。

 

白色申告でお菓子代を計上する場合、収支内訳書の接待交際費の欄に、今期発生したお菓子代を記入して終わりです。

 

そのゴールにたどり着くためには、以下の2ステップを踏むだけで出来ます。

①総勘定元帳の「接待交際費」の欄にお菓子代を1つずつ丁寧に記入

②収支内訳書の「接待交際費」の欄に今期発生したお菓子代を記入

 

以下、順を追って説明していきます。

 

白色申告で必要な書類とは?

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

 

白色申告で確定申告をされる方も、青色申告で確定申告をされる方も、どちらの方も「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

「確定申告書B」に添付する各種控除関係の書類

 

※国税庁が公表している『確定申告書B』から、PDFファイルが入手できます。

★収支内訳書(ここにお菓子代を記入!!)

 

※国税庁が公表している『収支内訳書』から、PDFファイルが入手できます。

 

お菓子代は、収支内訳書の「接待交際費」の欄に記入します。

お菓子代を接待交際費として経費計上するテクニック

お菓子代を接待交際費として経費計上するなら、贈答品でなくてはなりません。

 

しかし、有名菓子店で購入したものなら、自分で食べるために購入したお菓子も、接待交際費として経費計上出来るはずです。
私も最近、六花亭で、150円のまんじゅうと200円の羊羹を買いましたが、それを接待交際費として経費計上しました。

 

税務調査が入ったら、お世話になっている人に差し入れしたと言い切るつもりです。
私の顧問税理士も、この部分については、「言い方次第」だと言っています。
なので、税務署職員に、うっかり「自分で食べるために買った」と口を滑らせないよう気をつければ、それでOKなはずです。

 

なお、お菓子を購入したら、レシートではなく、手書きの領収証をもらうようにしてください。
レシートには、品名が書かれていますので、税務署職員に突っ込まれやすくなりますから。

 

税務署職員に余計な情報を与えないようにしましょう。

収支内訳書の接待交際費の欄に今期発生したお菓子代を記入

以下の手順で、お菓子代を収支内訳書に記入します。

①総勘定元帳の「接待交際費」の欄にお菓子代を1つずつ丁寧に記入

②収支内訳書の「接待交際費」の欄に今期発生したお菓子代を記入

① 総勘定元帳の「接待交際費」の欄にお菓子代を1つずつ丁寧に記入

お菓子代の按分割合は?私は100%

按分割合とは、事業に使用した割合のことです。
私の顧問税理士は、按分割合ではなく事業割合と呼んでいます。
どちらも、意味は同じです。

 

私の場合は、お菓子代の按分割合を100%としています。
事業でお世話になっている人にあげたことにしているので、お菓子代は100%事業で使用したとみなすことが出来るからです。

総勘定元帳へのお菓子代の記入例

勘定科目「接待交際費」を用意して、そこにお菓子代を記入します。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、お菓子代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 接待交際費

1.3 六花亭 770
1.13 柳月 5,400
1月計 6,170 残高 6,170

2.24 LeTAO(ルタオ) 580
2月計 580 残高 6,750

3.20 石屋製菓 3,480
3月計 3,480 残高 10,230

4.5 ROYCE’(ロイズ) 600
4.7 夕張メロンピュアゼリー/HORI 2,400
4月計 3,000 残高 13,230

6.30 菓子工房もりもと(morimoto) 2,370
6月計 2,370 残高 15,600

9.11 松竹屋製菓 690
9月計 690 残高 16,290

12.24 LeTAO(ルタオ) 580
12月計 580 残高 16,870

今期末の残高 16,870円

消費税課税事業者かつ原則課税の方は内容を詳細に記入?

消費税課税事業者かつ原則課税の方は、取引内容を帳簿に細かく書くことが義務付けられています。
詳しくは、『No.6497 仕入税額控除のために保存する帳簿の記載内容』を御覧ください。

 

よって、お菓子代の場合も、帳簿に、「いつ、どのお店で、どんなものを購入した」のかを、詳細に記入する必要があります。
といっても、レシートではなく、手書きの領収証をもらっている場合、「どんなものを購入した」のかは分かりません。

 

ですので、このように「贈答品」とざっくりと記入しましょう。

~原則課税の方~

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 接待交際費
1.3 六花亭(贈答品) 770

私の顧問税理士がやっているテクニックです。
このように、品名を書かず、「贈答品」とざっくりと書いていても、税務調査で深く追求されたことは無いそうです。
私の顧問税理士の場合に限定されますが。

 

もしみなさんが税理士を雇っているのでしたら、そちらの税理士の判断に従ってください。

お菓子代の金額の調べ方

先程私は、お菓子屋さんでお菓子を購入したら、レシートではなく、手書きの領収証をもらうように言いました。
ですから、総勘定元帳には、この手書きの領収証に記された金額を記入してください。

 

領収証の保管期間は、白色申告の場合、5年です。
詳しくは、国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』を御覧ください。

② 収支内訳書の「接待交際費」の欄に今期発生したお菓子代を記入

総勘定元帳への記入が終われば、後は、接待交際費の今期末の残高を収支内訳書に記入して終わりです。

 

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、収支内訳書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 接待交際費

12月計 580 残高 16,870
今期末の残高 16,870円

★収支内訳書の「接待交際費」の欄にお菓子代を記入

 

以上で、白色申告でのお菓子代の計上は終了です。

白色申告のお菓子代の記入方法のまとめ

白色申告でお菓子代を経費計上する場合、以下の2つのステップを踏みます。

①総勘定元帳の「接待交際費」の欄にお菓子代を1つずつ丁寧に記入

②収支内訳書の「接待交際費」の欄に今期発生したお菓子代を記入

たった2ステップだけで終了です。

 

繰り返しますが、レシートではなく、手書きの領収証をもらうことをお忘れなく!

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