本記事には、個人事業主を対象に、確定申告書Bの基礎控除欄に記入する方法についての情報が書かれています。

 

確定申告書Bの基礎控除欄の場所は、以下のとおりです。

・確定申告書Bの基礎控除欄

何故確定申告書Bを使うのか

汎用性が高いからです。

 

確定申告書Bは、所得の種類如何によらず、どのような商売をやられている方でも、使用できるからです。
副業であろうと、専業であろうと、事業をやられている方は確定申告書Bを使用して確定申告を済ませます。
なお、税務署に開業届を提出して、個人事業主になった方は、強制的に確定申告書Bを使用することになります。

 

確定申告書Bは、国税庁HPの『確定申告書B』のページから、PDFファイルをダウンロード出来ます。

確定申告書Bの基礎控除欄への記入方法

個人事業主の場合で、確定申告書Bの基礎控除欄への記入方法ですが、ここには「380,000」と記入する決まりになっています。
ですので、機械的に「380,000」と記入してください。

 

以上で、個人事業主の場合について、確定申告書Bの基礎控除欄への記入は終了です。

 

なお、「個人事業主」と言うと、開業届を税務署に提出した方を指します。
ですが、開業届を税務署に提出しないで、つまり、正式に個人事業主となっていない方が白色申告や青色申告をされる場合でも、確定申告書Bの基礎控除欄には「380,000」と記入します。

 

以下、ズラズラと基礎控除の制度について述べていきます。

所得税の基礎控除額は一律38万円

個人事業主が確定申告する場合、所得税の基礎控除額は一律38万円です。

 

国税庁HP『No.1199 基礎控除』には、以下のように書かれています。

確定申告や年末調整において所得税額の計算をする場合に、総所得金額などから差し引くことができる控除の一つに基礎控除があります。
基礎控除は、ほかの所得控除のように一定の要件に該当する場合に控除するというものではなく、一律に適用されます。
基礎控除の金額は38万円です。

国税庁HP『No.1199 基礎控除

以上から、個人事業主が確定申告する場合、所得税の基礎控除額は一律38万円となります。

基礎控除とは?

基礎控除とは、確定申告や年末調整において所得税の金額額の計算をする場合に、所得金額から一律に差し引く事ができる控除のことです。

 

ここでは、確定申告に焦点を当てて説明していきます。

確定申告書Bの第一表の左側の部分を見ていきましょう。

 

ここでは、大きく分けて、以下の3つに分けられています。

<確定申告書Bの第一表の左側の部分>

・収入金額等

 

・所得金額

 

・所得から差し引かれる金額

確定申告書Bの第一表の「収入金額等」の部分には、主に、今年度の総売上額や、副業なら給料の総額(年収)を記入します。

 

そして、白色申告の収支内訳書や、青色申告の損益計算書で利益を計算して、確定申告書Bの第一表の「所得金額」の部分に記入します。
この「所得金額」に対して、国で決められた税率で、所得税が決まります。

 

しかし、実際には、この「所得金額」から、基礎控除などボーナスとして差し引く(控除する)ことが出来るのです。
つまり、所得金額から色々控除されることにより、所得税額が少なくなるのです。

 

基礎控除は、国から与えられた素敵なボーナスだと認識してもらって結構です。

青色申告は基礎控除38万円+65万円の控除

基礎控除は、白色申告者・青色申告者問わず、誰に対しても適用されます。

 

よって、青色申告者は、所得金額に対して、最大で65万円の青色申告特別控除と、基礎控除38万円の両方、合計で103万円の控除を受けられます。

青色申告特別控除で所得税はどのくらい安くなる?

確定申告書Bの第一表の左側の部分の所得金額欄の「事業 営業等」欄に記入される金額が、青色申告特別控除額分少なくなります。

 

青色申告者は、所得税青色申告決算書の一つ「青色申告の損益計算書」を記入して、所得金額を計算します。
青色申告の損益計算書から算出された所得金額が、確定申告書Bの第一表の左側の部分の所得金額欄の「事業 営業等」欄に記入されます。

 

例えば、今期の粗利が305万円であった場合、所得金額は305万円となります。
確定申告書Bの第一表の左側の部分の所得金額欄の「事業 営業等」欄には、305万円と記入します。
この305万円に対して、基礎控除38万円などを控除した金額に対して、所得税額が計算されます。

 

ですが、青色申告特別控除として65万円控除された場合、今期の粗利が305万円から65万円を差し引いた240万円が、所得金額となります。
この240万円に対して、基礎控除38万円などを控除した金額に対して、所得税額が計算されます。

 

所得金額が305万円の場合、所得税は207,500円です(復興特別所得税を除く)。
青色申告特別控除で65万円控除して、所得金額が240万円の場合、所得税は142,500円です(復興特別所得税を除く)。
ですので、青色申告特別控除として65万円控除された場合、所得税が65,000円安くなります。
上記の所得税は、基礎控除38万円などを控除しないで計算しています。

所得税の基礎控除のまとめ

基礎控除の金額は38万円です。

 

基礎控除は、確定申告をされる方なら、誰にでも適用されます。
青色申告者、白色申告者問わずです。

青色申告の場合、青色申告の損益計算書で求めた所得金額から、基礎控除38万円に加えて、青色申告特別控除として、最大で65万円の控除が受けられます。

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