青色申告でタクシー代を経費計上する場合、青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄に、今期発生したタクシー代を記入するだけです。

 

具体的には、以下の2ステップを踏めばよいだけです。

①総勘定元帳にタクシー代を1つ1つ丁寧に記入する

②青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄にタクシー代の合計額を記入する

 

以下、順を追って説明していきます。

 

青色申告で必要な書類は?

以下の3つの書類への記入が必要です。

確定申告書B 第一表、 第二表  添付書類台紙

 

この書類のPDFファイルは、『国税庁が公表している確定申告書B』にあります。

 

青色申告で確定申告をされる方も、白色申告で確定申告をされる方も、どちらも「確定申告書B」を使用します。
私の顧問税理士は、略して「申告書」と呼んでいます。

★所得税青色申告決算書(ここにタクシー代を記入!!)

所得税青色申告決算書は、以下の3つの書類から構成されています。

青色申告の損益計算書(ここにタクシー代を記入!!)

青色申告の減価償却費の計算書

青色申告の貸借対照表

 

この書類のPDFファイルは、『所得税青色申告決算書(一般用)【平成25年分以降用】』にあります。

 

タクシー代は、青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄に記入します。

 

青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄に今期発生したタクシー代を記入

以下の手順で、タクシー代を青色申告の損益計算書に記入します。

①総勘定元帳にタクシー代を1つ1つ丁寧に記入する

②青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄にタクシー代の合計額を記入する

① 総勘定元帳にタクシー代を1つ1つ丁寧に記入する

勘定科目「旅費交通費」を用意して、そこにタクシー代を記入します。

 

法人でない限り、つまり、白色申告や青色申告をしている個人事業主は、全員、会計年度が1月1日~12月31日です。
ですので、会計年度が1月1日~12月31日という前提で話を進めます。

 

以下、タクシー代の総勘定元帳への簡単な記入例を示します。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 旅費交通費

1.8 金星自動車(タクシー代) 1,100
1.9 札幌交通(タクシー代) 880
1月計 1,980 残高 1,980

2.17 つばめ自動車(タクシー代) 1,650
2.26 北都交通(タクシー代) 580
2月計 2,230 残高 4,210

3.29 北びしハイヤー(タクシー代) 480
3月計 480 残高 4,690

4.11 大和交通(タクシー代) 670
4.12 札幌日交タクシー(タクシー代) 950
4月計 1,620 残高 6,310

6.15 朝日交通(タクシー代) 5,840
6月計 5,840 残高 12,150

9.13 共同交通(タクシー代) 1,860
9月計 1,860 残高 14,010

12.24 まこと交通(タクシー代) 1,830
12月計 1,830 残高 15,840

今期末の残高 15,840円

消費税課税事業者の原則課税の方へ

消費税課税事業者かつ原則課税の方は、取引内容を帳簿に細かく書くことが義務付けられています。
詳しくは、『No.6497 仕入税額控除のために保存する帳簿の記載内容』を御覧ください。

 

よって、タクシー代の場合も、帳簿に、「いつ、どこからどこまで、何の用途で利用した」のかを、詳細に記入する必要があります。

 

以下、記入例を紹介します。

~原則課税の方~

★総勘定元帳 記入例
勘定科目 旅費交通費
1.8 金星自動車(タクシー代)○○宅に向かうのに札幌駅から使用 1,100

※上記の記入例は、あくまで私の例です。もしみなさんが税理士を雇っているのでしたら、そちらの税理士の判断に従ってください。

タクシー代の金額の調べ方

現金払いの場合は、タクシー運転手の方からレシートタイプの領収証を貰えるはずです。
このレシートタイプの領収証に印字されている金額を、総勘定元帳に記入してください。

 

タクシー会社から手書きの領収証をもらった場合は、手書きの領収証に印字されている金額を、総勘定元帳に記入してください。

 

領収証の保管期間は、青色申告の場合、7年です。
詳しくは、国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』を御覧ください。

② 青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄にタクシー代の合計額を記入する

総勘定元帳への記入が終われば、後は、旅費交通費の今期末の残高を、青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄に記入して終わりです。

 

先程の総勘定元帳への記入例を使用して、青色申告の損益計算書に記入して見ましょう。

★総勘定元帳 記入例

勘定科目 旅費交通費
12月計 1,830 残高 15,840

今期末の残高 15,840円

★青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄にタクシー代を記入

 

以上で、青色申告でのタクシー代の計上は終了です。

青色申告のタクシー代の記入方法のまとめ

青色申告でタクシー代を経費計上する場合、以下の2つのステップを踏みます。

①総勘定元帳にタクシー代を1つ1つ丁寧に記入する

②青色申告の損益計算書の旅費交通費の欄にタクシー代の合計額を記入する

たった2ステップだけで終了です。

 

簡単ですね!

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