確定申告で使用した帳簿は、保管(保存)する義務があります。

 

そして、帳簿は、白色申告と青色申告で保存期間が同じです。
白色申告でも青色申告は7年です。
また、消費税課税事業者の場合は、白色申告・青色申告に関わらず、保存期間は7年です。

 

ざっくりとした保存期間は以上です。

 

ですが、例えば保存期間が5年と言っても、いつからいつまでの5年間なのかを把握しておく必要があります。

以下、説明していきます。

 

白色申告の帳簿の保存期間は7年

白色申告で確定申告を済ませた場合、帳簿の保存期間は「7年」です。

 

国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』が根拠です。
このページに記載されている内容を、以下に抜粋して紹介します。

・帳簿等の保存
収入金額や必要経費を記載した帳簿のほか、取引に伴って作成した帳簿や受け取った請求書・領収書などの書類を納税者の住所地や事業所などの所在地に整理して保存する必要があります。

・帳簿・書類の保存期間
収入金額や必要経費を記載した帳簿(法定帳簿)→保存期間7年

国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』より

以上から、白色申告で確定申告された場合、帳簿の保存期間は「7年」です。

白色申告の帳簿の保存期間はいつからいつまでの7年間?

白色申告の帳簿の保存期間は7年です。

 

しかし、7年と言われても、いつからいつまでの7年間なのか、国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』を見ても分かりませんね。
そこで、私の方で、いつからいつまでの7年間なのかを探したところ、国税庁HP『帳簿の記帳のしかた』に、答えが書かれていました。

 

以下、内容を紹介します。

白色申告の方の帳簿書類の保存期間は以下のとおりです。
・・・
保存期間は、帳簿についてはその年の翌年3月15日の翌日から7年間(又は5年間)、書類についてはその作成又は受領の日の属する年の翌年3月15日の翌日から5年間となります。

国税庁HP『帳簿の記帳のしかた』より

以上から、例えば、平成28年度の確定申告を白色申告で済ませた場合、帳簿は、平成29年(2017年)3月16日~平成34(2022年)年3月16日まで保存する義務があります。

 

もし、「白色申告の帳簿の保存期間は7年」という情報しか知らなかった場合、本来なら、平成34(2022年)年3月16日まで保存する義務があるのに、平成34(2022年)年1月1日に帳簿を破棄してしまう恐れがありますね。
帳簿を決められた期間保存しなかったからと言って、税務調査で追徴されるかどうかは分かりません。
また、7年前まで遡って調査される可能性は、よほどずさんな会計処理をしていない限り、そうそう無いでしょう。

 

ですが、万が一税務調査が入ったことを考えて、帳簿の保存期間は、正確に把握しておきましょう。  

青色申告の帳簿の保存期間は7年

青色申告で確定申告を済ませた場合、帳簿の保存期間は「7年」です。

 

国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』が根拠です。
このページに記載されている内容を、以下に抜粋して紹介します。

・帳簿書類の保存期間
帳簿:仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳など→7年

国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』より

以上から、青色申告で確定申告された場合、帳簿の保存期間は「7年」です。

青色申告の帳簿の保存期間はいつからいつまでの7年間?

青色申告の帳簿の保存期間は7年です。

 

しかし、7年と言われても、いつからいつまでの7年間なのか、国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』を見ても分かりませんね。

 

そこで、私の方で、いつからいつまでの7年間なのかを探したところ、国税庁HP『帳簿の記帳のしかた』に、答えが書かれていました。

以下、内容を紹介します。

青色申告者の帳簿書類の保存期間は以下のとおりです。
・・・
保存期間は、帳簿についてはその年の翌年3月15日の翌日から7年間、書類についてはその作成又は受領の日の属する年の翌年3月15日の翌日から7年間(又は5年間)となります。

国税庁HP『帳簿の記帳のしかた』より

以上から、例えば、平成28年度の確定申告を青色申告で済ませた場合、帳簿は、平成29年(2017年)3月16日~平成36(2024年)年3月16日まで保存する義務があります。

 

もし、「青色申告の帳簿の保存期間は7年」という情報しか知らなかった場合、本来なら、平成36(2024年)年3月16日まで保存する義務があるのに、平成36(2024年)年1月1日に帳簿を破棄してしまう恐れがありますね。
万が一税務調査が入ったことを考えて、帳簿の保存期間は、正確に把握しておきましょう。 

消費税課税事業者の帳簿の保存期間は7年

消費税課税事業者の帳簿の保存期間は、「7年」です。

 

消費税課税事業者とは、2年前の売上が1,000万円以上あった方のことです。
例えば、平成26年度の売上が5,500万円あったとしましょう。
この場合、2年後の平成28年度に消費税課税事業者(原則課税)となります。

よって、平成28年度に発生した帳簿は、白色申告であろうと青色申告であろうと、保存期間は7年となります。

 

なお、消費税については、『車両運搬具の購入費用で消費税の還付金を狙える可能性あり!!』に詳しく書かれています。

消費税課税事業者の帳簿の保存期間はいつからいつまでの7年間?

消費税課税事業者の帳簿の保存期間は7年です。

 

しかし、いつからいつまでの7年間なのでしょうか。
国税庁HP『No.6496 仕入税額控除をするための帳簿及び請求書等の保存』には、以下のように書かれています。

また、課税仕入れの事実を記載した帳簿、請求書等はその閉鎖又は受領した日の属する課税期間の末日の翌日から2か月を経過した日から7年間保存することとされていますが、6年目と7年目については、いずれか一方を保存すればよいこととされています。

No.6496 仕入税額控除をするための帳簿及び請求書等の保存

よって、以上から、例えば、平成28年度の確定申告では消費税課税事業者であった場合、平成28年度中に発生した帳簿は、平成29年(2017年)3月1日~平成36(2024年)年3月1日まで保存する義務があります。

帳簿とは何か?

帳簿の保存期間についてお話してきましたが、そもそも「帳簿」とは具体的にはどんな帳簿を指すのでしょうか?

 

帳簿には、仕訳帳、総勘定元帳、現金出納帳、売掛帳、買掛帳、経費帳、固定資産台帳などが該当します。

 

白色申告の場合、上記の帳簿に該当しない、簡易な方法による記載が認められています。
詳しくは、国税庁HP『白色申告の方の記帳・帳簿等の保存制度』を御覧ください。

青色申告の場合、複式簿記による帳簿に記帳するのが原則です。
詳しくは、国税庁HP『記帳や帳簿等保存・青色申告』を御覧ください。

帳簿の保存期間のまとめ

白色申告と青色申告と消費税課税事業者の場合に分けて説明していきます。

白色申告

帳簿の保存期間は7年。
具体的には、確定申告をした年度の翌年の3月16日から、5年度の3月16日まで

例えば、平成28年度の確定申告を白色申告で済ませた場合、帳簿は、平成29年(2017年)3月16日~平成34(2022年)年3月16日まで保存する義務がある。

青色申告

帳簿の保存期間は7年(原則)。
具体的には、確定申告をした年度の翌年の3月16日から、7年度の3月16日まで

例えば、平成28年度の確定申告を青色申告で済ませた場合、平成28年度中に発生した帳簿は、平成29年(2017年)3月16日~平成36(2024年)年3月16日まで保存する義務がある。

消費税課税事業者

帳簿の保存期間は7年。
具体的には、消費税課税事業者である年度の翌年の3月1日から、7年度の3月1日まで

例えば、平成28年度の確定申告では消費税課税事業者であった場合、帳簿は、平成29年(2017年)3月1日~平成36(2024年)年3月1日まで保存する義務がある。

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